我が家にはテレビがありません。
厳密に言うと「地デジチューナーを備えたテレビ」がありません。
代わりに、「チューナーレステレビ」という、地デジチューナーの内蔵されていないテレビを使っています。チューナーが無いので、地上波の番組は映りません。
もともと私はあまりドラマやバラエティを視ない人間だったので、結婚を機に、妻と話し合い思い切って地デジTVを手放すことに決めました。
理由は至ってシンプル。
「他に代替できる良質なサービスがあるから」です。
「代替できる良質なサービス」とは
・YouTube premium
・Amazon prime
言わずと知れた、この2大サブスクです。
Amazon primeは、ドラマや映画を観るサービスとは別に、Amazonで買った商品をいち早く届けてもらうために加入している方も多いと思います。
年間5,900円(年払いプラン)とは思えない破格のサービスですよね。
一方のYouTube premiumは、Amazon primeに比べると加入している人が少ないように感じます。年払いの利用料金は12,800円(個人プラン)とAmazon primeよりお高めです。
しかし、無料版と異なりYouTube premiumには以下の大きな特典があります。
・広告が一切表示されない
・バックグラウンド再生ができる
・動画をダウンロードしてオフライン視聴できる
・YouTube Musicが無料付帯
最近、Amazon primeに広告が出るようになったことで、我が家ではますますYouTube premiumのありがたみを感じています。
これら2つのサブスクにかかる年間コストは、
・YouTube premium 12,800円
・Amazon prime 5,900円
(合計)18,700円
一方、地デジTVを持たないことで、NHK受信料を納める必要が無くなります。
NHK受信料は、

・地上波のみ :12,276円
・衛星放送込み:21,765円
トータルでの収支は、衛星放送を含めた場合は黒字になるものの、地上波のみの場合と比べると約6,500円の赤字になります。
なので、金銭的な損得だけで地デジTVを持たないと判断するのは微妙なところです。
それをクリアにするために我が家で採用した考え方は、「自分たちの好きな番組や動画を、好きなときに観られるかどうか?」というものでした。
普通のテレビは、時間帯によって視られる番組が決まっていますし、録画の手間や撮り貯めた番組を整理・削除する手間もあります。
一方、Amazon primeやYouTube premiumは、いつでも好きな番組を探せますし、整理する手間もかかりません(AIが自動的に視聴者の好みに合った番組や動画を提案してもくれます)。
他にも、
・ドラマ好きな妻は、TVerを、
・大相撲好きな私は、AbemaTVを、
といったように、最近は必ずしも地デジ放送を契約しなくても、お互いの好きなジャンルの番組にアクセスする代替手段があるため、ますます地デジTVは持たなくて良い、と判断できました。
たまたま放送されている番組を何となく視るより、夫婦で「今夜はこれを観よう」と一緒に決められる感覚が、私はけっこう好きです。
今回も、我が家の「シンプルライフ」が参考になれば嬉しいです🌈


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