我が家にはマットがありません。
玄関、トイレ、台所そして洗面所にお風呂。
どこにもマットを敷いていません。
理由はいたってシンプル。
「掃除が大変だから」です。
本来、マットとはカーペットやフローリングが汚れないようにするためのものだと思うのですが、肝心のそのマットの縁や裏にゴミやホコリが溜まりやすく、ニオイやカビの原因にもなりそうだったので、我が家では、結婚を機に、ほぼ全てのマット類を処分しました。
唯一、お風呂上がりに使う小さなマットだけが1枚残っていたのですが、つい先日―――

そういやさ、洗面所にマットあるじゃん?あれで風呂上がりに足の裏って拭いてる?

え?…実はわたし、マットが濡れるのが嫌やけん、その上にタオル敷いてから上がっとるよ…(笑)

俺も片足ずつタオルで拭きながら濡れんように上がってるんだよね〜

(笑)…捨てちゃう?

そだね!
というようなやり取りを経て、最後の1枚も処分しました。
実際、実家に暮らしていた頃を思い出すと、母がよくトイレマット、キッチンマット、バスマットと、様々なマットを洗濯していましたが、いずれもそれなりの大きさがあり大変そうでした。
また、床を掃除するときも一度マットたちを除けてからでないとスムーズに行かないようでした。
そうした記憶もあり、
・洗濯や掃除の手間
・床掃除のときに除ける手間
・ニオイやカビの原因になる
この3点をクリアにするため、我が家にマットは不要との結論に至りました。
もちろん、マットには床が傷ついたりするのを防いでくれたり、足裏から冷えるのを和らげてくれたりするメリットがありますので、一概にマット不要と言い切るつもりはありません。
特に、小さなお子さんのいる家では、転んだ際に怪我をしないように敷いている方も多いと思います。
あくまで、子供がいない我が家の場合は、という前提での話です。
ちなみにですが、マットを敷かなくなったことで何かデメリットがあったかと言うと、今のところ何もありません。
むしろ、マットが無いことで床に落ちた水滴や髪の毛に気付きやすくなり、すぐにサッと掃除できるようになったと感じます。
暮らしの手間を1つ減らすだけで、日々の快適さは大きく変わります。
試しに1日だけでもマットを外してみると、意外な発見があるかもしれませんよ🌈


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