マイナ免許証に切り替えて実感した便利さ3選と注意点を詳しく解説

シンプルライフ

我が家には、免許証がありません。

厳密に言うと「カードタイプの免許証」を使っていません。
代わりに、マイナンバーカードと運転免許証を一体化した「マイナ免許証」を使っています。

神奈川県警察HPより

今年の3月から運用開始になった「マイナ免許証」ですが、普及率はまだまだ低く、認知度も低そうです。

しかし、実はメリットたくさんの非常に便利なアイテムなのです。

この記事では、マイナ免許証のメリットと、我が家が実際に使ってみた感想を紹介します。

結論、マイナ免許証には「住所変更のワンストップ化」「更新講習のオンライン化」という非常に大きなメリットがあります。

マイナ免許証をまだご存知ない方、興味はあるけど利用に踏み切れない方も、きっと前向きイメージが持てると思いますよ。

マイナ免許証のメリット3選+α

今年の夏に、私と妻はそれぞれ免許更新のタイミングで従来のカードタイプも免許を止めて、新たにマイナ免許証のみの保有に切り替えました。

切り替えた理由はいたってシンプル。

マイナ免許証のほうが圧倒的に便利だから」です。

マイナ免許証のメリット

① 住所・氏名の変更が簡単になる → 役所の手続きだけでワンストップになるから

② 更新の講習を自宅で受けられる → 好きなときにオンライン講習が受けられるから

③手持ちのカードが1枚減る    → 免許証とマイナンバーカードが一体化するから

(おまけ)更新手数料が安くなる

具体的に見ていきましょう🌈

①住所・氏名の変更が簡単になる

引越しや結婚などの大きなライフイベントがあった際、必ず必要になる役所で各手続き。

代表的なもので言うと、転出・転入届、婚姻届、さらには国民健康保険や国民年金の加入届――これだけでもじゅうぶん大変です・・・。

しかし、これら役所の手続きとは別に、従来は警察署で運転免許証の変更もおこなう必要がありました。

役所とは別に必要になる手続き@警察署

・引越し → 免許証の住所変更手続き
・結 婚 → 免許証の氏名欄や本籍地の変更手続き

大抵の場合、役所と警察署は別々の場所にあるため、わざわざ平日にお休みをとって手続きに回る方も多いと思います。

そんな手間もマイナ免許証なら不要です

マイナ免許証であれば、役所でおこなった住所や氏名の変更事実が、そのまま自動的に警察にも届く仕組みになっているため、手続きは役所での1回のみで済むのです(マイナ免許証とカードタイプの2枚持ちの場合を除きます)。

同じ手続きを役所と警察署でやるのは流石に面倒ですよね。
マイナ免許証に切り替えると、そんな面倒から解放されます。

②免許更新が簡単になる

数年に一度やってくる免許証の更新。
更新の際は必ず「運転者講習」と呼ばれる座学の講習を受けないといけません。

免許証の区分にもよりますが、ゴールド免許なら30分、違反や初心者以外は60分の講習が必須ですが、正直、面倒ですよね。

マイナ免許証に切り替えると、この講習をオンラインで受けることができるようになります(ゴールド免許・一般免許の場合のみ)。

自分のスマホやパソコンなどで、更新のタイミングに合わせて好きな時間に講習を受講した上で、あとは警察署では視力検査と写真撮影をするだけでOKになるのです。

朝早くから警察署に行って、講習を眠気と闘いながら受ける方も多いと思いますが、マイナ免許証切り替えるとそんな苦労から解放されますよ。

③手持ちのカードが1枚減る

運転免許証をマイナンバーカードに取り込むことで、手持ちのカードが1枚減る――これもじゅうぶん立派なメリットだと思います。

先日のモバイルSuicaに関する記事でも触れたことですが、手持ちのカードを減らすのは快適なことです。
なぜなら、たった一枚のカードでも、処分・集約することでお財布などの中身は、シンプルで身軽になるからです。

シンプルで身軽」というのはこのブログの基本テーマでもあります。

シンプルで身軽なら、余計なことを考えなくて済み、そのぶん他の大事なことに集中できる。
そんな発想と行動を積み重ねると、生活はどんどん楽になっていきます🌈

(おまけ)更新手数料が安くなる

おまけのメリットとして、免許の更新手数料が安くなることについても触れておきます。

以下の表のとおり、カードタイプの免許証より、マイナ免許証のほうが更新手数料が800円程度安くなります。

デジタル庁HPより

些細な金額ですが、カフェで美味しいコーヒーを楽しむことはできそうですね🌈

マイナ免許証のデメリット

ここまで、マイナ免許証のメリットを紹介してきましたが、デメリットもあります。

主なデメリットは以下のとおりです。

マイナ免許証のデメリット

①有効期限が分かりづらい

②マイナンバーカードを無くすと運転できない

①有効期限が分かりづらい

従来の免許証には表面に有効期限が明記されていました。

しかし、マイナ免許証はマイナンバーカードの中に情報を取り込むため、カードを見ただけでは期限を確認することができません(マイナンバーカード自体の有効期限とは、基本的には一致しません)。
期限を確認したい場合、マイナポータルアプリにログインする必要がありますが、これは少し手間ですよね。

我が家では、このデメリットの対策としてGoogleカレンダーに更新の予定を立てておくようにしています。こうすれば、たとえ有効期限を忘れてもカレンダーが自動的に更新の時期を教えてくれます。
また、更新の時期が近くなれば、警察署から通知が送られてくるので、そんなに心配することはありません。

②マイナンバーカードを無くすと車が運転できない

どちらかと言うと、こちらのデメリットのほうが要注意⚠️です。

マイナ免許証はマイナンバーカードが免許証として取り扱われるため、万が一、マイナンバーカードを紛失したり、携帯していないと車を運転できません

マイナンバーカードを持たずに運転すると免許不携帯で取締りの対象となりますので、これだけは注意してください。

まとめ:免許証→マイナ免許証で便利&身軽に

いかがでしたでしょうか?

マイナ免許証にはいくつかのデメリットがあるものの、そこまで大きな問題になりません。

たとえば、

マイナ免許証のデメリット対策

①有効期限がわかりづらい → 警察署から更新のハガキが来るのを待てばいい

②マイナンバーカードを無くすと運転不可 → マイナンバーを持ち歩くのを習慣にする

こんな風にすれば対策としては十分だと思います。

小さなデメリットを気にするよりも、思い切ってマイナ免許証を持つことをオススメします。
ぜひ、次回の免許更新の際はマイナ免許証に切り替えみてください。

きっと、その小さな決断が、あなたの生活を少し便利で、身軽にしてくれます🌈

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