我が家の小旅行では、グリーン車を使います。
理由はいたってシンプル。
「グリーン車は高コスパで快適だから」です。
今回は、我が家が小旅行でグリーン車を使う理由を、具体的に紹介します。
「在来線のグリーン車って、実際どうなの?」
「値段に見合う価値があるの?」
「初心者でも大丈夫?」
そんな風に感じている方も、きっとグリーン車に乗ってみたくなりますよ🌈
グリーン車のメリット3選+α
はじめに、結論から行きます。
①小旅行でも“ほぼ100%座れる”安心感
②前後も左右もゆとりがある“小旅行向きの座席”
③”静かな旅”を演出する空間
(おまけ)鉄道愛が満たされる
順番に見ていきましょう。
①小旅行でも“ほぼ100%座れる”安心感
我が家の鉄道旅で利用するグリーン車は、いわゆる「在来線」のものです。
新幹線や特急列車のグリーン車ではなく、高崎線や東海道線、中央線などのグリーン車です。
これらの中距離型の在来線には、グリーン車が備わっているのですが、朝夕の混雑した時間帯などを除けば、ほぼ確実に座ることができます。
鉄道でちょっとした小旅行に行くときは、なるべく座りたいものです。
旅先で歩き疲れた帰り道などは、特にそうですよね。
高崎線や中央線は、それぞれ上野や新宿などの都心を通るため混雑しがちです。
一方、グリーン車であれば、普通車が混んでいても空いていることが多いため、高確率で座ることができます。
・在来線のグリーン券は指定席ではありません。あらかじめSuicaやモバイルSuicaでグリーン券を購入したうえで、空いている座席上部の読み取り機で乗車処理をします。
・もし座れる座席がなかった場合は、次の列車を待つか、払い戻しをすることになります(払い戻しには手数料が必要)。
・乗車区間を変えなければ、一旦乗車処理をした後でも、座席の移動・列車の変更は自由です(読み取り機での処理は必要)。
②前後も左右もゆとりがある“小旅行向きの座席”
グリーン車は、普通車よりも座席が圧倒的に広いです。
高崎線・中央線の場合、普通車のような横長の向かい合わせの座席ではなく、進行方向を向いたリクライニングシートが通路を挟んで2つずつ並んでいます。
ゆったり座りながら窓の外を眺めるのは何とも気持ちいいものです。


また、前の座席についたミニテーブルを使えば、お弁当やお菓子を広げて食事を楽しむこともできます。
普通車で食事を始めたら白い目で見られますが、グリーン車ならそんな心配は無用です。、
③静かな旅を演出する空間
グリーン車は、普通車よりも静かなことが多いです。
行き先や時期にもよると思いますが、私たち夫婦がよく行く大宮以北(高崎や宇都宮方面)は、休日でも比較的グリーン車は空いていて、人が少ないぶん静かに過ごせます。
我が家のシンプルライフの考え方のひとつに、「有名な観光地ではなく、空いているマイナースポットを巡る」というものがあります。
ここ最近だと、古河市や太田市へ足を運んだ際にグリーン車に乗りましたが、いずれも車内は静かに空いていて、とても快適な旅でした(旅先の街も素晴らしかったです)。
グリーン車のデメリット
ここまでグリーン車のメリットを解説してきましたが、デメリットにも触れておきます。
グリーン車の唯一と言っても良いデメリットは、追加料金がかかることです。
こちらの表をご覧ください。

乗車する距離に応じて料金が異なります。
【赤羽〜横浜】→ 50kmまで = 750円
【浦和〜鎌倉】→ 100kmまで = 1,000円
【上野〜熱海】→ 101km以上 = 1,550円
これを高いと思うか安いと思うかは人それぞれですが、ご紹介したメリット数々を考えると、我が家ではじゅうぶん追加料金を払う価値のあるサービスだと捉えています。
・普通車 :追加料金0円
・グリーン車:750〜1550円
片道1,000円程度で「座れる・広い・静か」を買うと思えば、安いものではないでしょうか?
グリーン車で快適な鉄道旅を🌈
いかがでしたでしょうか?
今回は在来線のグリーン車のメリットについて解説しました。
我が家には車がありませんので、旅行には鉄道を使うことが多いです。
特に最近は、日帰りの小旅行に行く機会が多く、その度にグリーン車に乗っています。
鉄道好きの私とカフェ好きの妻、2人の趣味を楽しむことができる――私たち夫婦にとって、グリーン車はそんな場所でもあります。
ぜひ今度、どこかへお出かけの際はグリーン車に乗ってみてください。
きっと想像以上に快適で、旅の満足度も上がるはずです🌈
余談〜メリットのおまけ〜鉄道愛が満たされる🌈
グリーン車に乗る――何だかとても特別な感じがしませんか?
私は子供の頃からとにかく鉄道が大好きで、大人になった今でも、妻に少し呆れられながらも鉄道について熱く語ってしまいます。
そんな私にとって、グリーン車に乗る体験は格別です。
いつもの通勤とは違うホームの乗車口に並んでいると、列車がブレーキの音とともに入ってきます。高崎線は15編成なので停まるまでに時間が掛かりますが、焦らず待ちます。
やがて静かに停止し、そして扉が開く――。
迷わず2階席へ向かいます。景色が圧倒的に良いからです。
空いている席に妻と2人並んで座り、乗車処理。再び静かに、目的地へ向けて出発する高崎線――
すみません🙇
個人的な想いを書き過ぎました(笑)。







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