我が家にはベッドがありません。
厳密には、お客さんが泊まりに来たとき用に一台あるにはあるのですが、ふだん使いのベッドはありません。
理由はいたってシンプル。
「場所を取るから」です。
私たち夫婦は、都心から少し離れた賃貸マンションで暮らしているのですが、ベッドを置くと一気に部屋が狭くなる…そんな悩みがありました。
それを解消するために、私たち夫婦が同棲を始めるタイミングで選んだのが「ベッドなし生活=布団の生活」でした。
ベッドが場所を取って悩んでいる人は多いと思います。
我が家では、実際に布団の生活に変えたところ、多くのメリットがありました。
この記事でその体験を共有します。
お布団生活のメリット
布団であれば、畳めばスペースはそれほど取りません。
畳む手間こそあるものの、敷きっぱなしのせいで布団や床に湿気が溜まるのを防いでくれるし、何より床掃除が楽になります。
さらに、ベッドと違って布団は移動も簡単なので、模様替えも気楽にできます。
ベッドの場合、マットレスを毎日のように起こして風を通すのは現実的ではないし、床掃除や模様替えはもっと大変ですよね。
(ベッドと壁の隙間は、何かとモノを失くすスポットです…)
まとめると、
・スペースを取らない(ゆとり)
・床に湿気が溜まるのを防ぐ(衛生的)
・床掃除や模様替えが楽(手軽さ)
・隙間にモノを無くさない(確実さ)
こんな感じになります。
我が家がベッドの代わりに選んだフトンは?
参考までに、我が家で使っている布団はこちらです。

テンピュール製の「フトン」です。
厚さが6cmあり、横になった時も身体が床に着いている感覚が一切ありません。
また、「くびれ」がしっかりついているため、折りたたむのも簡単。

形状も安定していて、壁に立てかけても崩れないので、そのまま室内で風干しもできる優れものです。
我が家では、これにニトリで買ったカバーを季節に合わせて付け替えながら愛用しています。
・床に身体が着く感じがしない(快適さ)
・簡単に折り畳める(手軽さ)
・壁に立て掛けても崩れない(便利さ)
テンピュールのデメリットと、その解消方法
素晴らしいテンピュールのフトンではありますが、デメリットもあります。
それは、高いことです。
普通の布団と比べると、テンピュールの「フトン」は、かなり高額です(約50,000円)。
さすがにポチッと買うのは、ちょっとためらいますよね。
このデメリットを解消するために、我が家で採用した考え方は、「とにかく長く使う」というものでした。
テンピュールの「フトン」は、確かに夫婦で10万円近い買い物となりました。
しかし、少なくとも本体には「3年のメーカー保証」がついています。
さらに、これまで紹介したように、簡単に本体を風干ししたり床を掃除することができるため、長期間の使用に耐えることはじゅうぶん可能と判断しました。
仮に10年間使うことができたら、毎月の負担は約800円ということになります。
・とにかく長く使う
↓
・少なくとも3年のメーカー保証がある(最低ラインの確保)
↓
・お手入れ(風干し・床掃除)をきちんとすれば、さらに長期間使える(最低ラインの延長)
↓
・長期間(例えば10年)使えば、毎月の負担は1,000円未満(安心して買えるライン)
いかがでしたでしょうか?
我が家では、以上のような考え方から【ベッド→フトン×テンピュール】を選択しました。
その結果、いまでは眠っているときの快適さだけでなく、日中の手軽さ・便利さを獲得することができました。
今回も、我が家の「シンプルライフ」が参考になれば嬉しいです🌈

コメント